「しらかわん」に再会してきた 2014

「しらかわん」に再会

ソーラーシステムを使った測量計

少し前(9月3日)の話になるが、春に依頼で制作した「しらかわん」に再会してきた。
場所は、福島県白河市旗宿にある「関の森公園」。律令制が整備される古代史あたりで出てくる、
「白河の関」の跡がすぐそばにあり白河神社と学習センターが一体になった公園の一角、最近リニューアルされたわんぱく広場の入り口に「しらかわん」は立っていた。
 検収と補修を兼ねて、日帰り。山陽・東海道新幹線3時間強、東北新幹線1時間半(各駅停車やまびこで新白河下車)レンタカーで30分たらず。片道5時間で、岡山から白河まで行ける。便利な世の中!
 栃木県との県境まで2kmほどのところということで、幼稚園帰りの親子が遊びに来ていた。(栃木の人)岡山からはるばるモニュメントが運ばれてきたことにも驚かれたが、何気なく聞かれた「福島に来られることに、躊躇はなかったですか。放射線測量計がそこに設置されているのですよ。もっともすぐそばの栃木県側には何も設置されていないですけどね」の言葉に、現地に行ってみなければわからないことの現実を知らされた。
 小雨が降っても普通に子どもたちは遊んでいた。
 ただ、除幕をされて1カ月しかたっていないのに、しらかわんの雨のしずくによる汚れが目立つことに???近くには、大型車が通るような道路もない。

直弧文の小冊子 4部作完成

直弧文 4部作

はじめての直弧文 紹介・ぬりえ

直弧文 図形 まとめ

8年前の千足古墳石障仕切り板の直弧文復刻復元から始まった、超弧文の図形分解
考古学の視点ではなく、アートの目から見た直弧文をひもとく というテーマではじめ
今では、直弧文とアートの会という集まりもでき、福岡県広川町 石人山古墳での直弧文ワークショップと石棺棺蓋の復刻も今年度中にできあがる見通しとなりました
そこで、Ⅰ 石に彫られた直弧文 シリーズ A5版 
Ⅰ-1 はじめての直弧文 紹介・ぬり絵
Ⅰ-2 古墳簡単紹介 直弧文図形分解解説
Ⅰ-3 考古学者たちが描いた直弧文
Ⅰ-4 直弧文 図形 まとめ
小冊子を作成しました
400年ごろ生まれ、500年すぎには、消えていった「直弧文」
意図があって生まれたはずの「直弧文」の謎解きは、始まったばかり
生まれる前のマザー図形は?
彩色された装飾古墳に代わっていったのは、なぜ?
彩色壁画のどこかに残されていないのか?
古代幾何学文様に、アートの面から迫っていきたいと思っています

装飾古墳 王塚古墳と五郎山古墳

王塚古墳レプリカ前室入口

五郎山古墳レプリカ前室

描かれた文様の再現

2018年9月7日、広川町へ行く前に福岡の装飾古墳めぐり
博多からJR福北ゆたか線に乗り換え 桂川駅へ けいせんと音読み(一つ手前の駅も大分はだいぶ)
歩いて大塚古墳をみて(中を見るには、5日前までに予約必要)調査の後復元するとこうなるという見本(覗き通路と窓、外は芝生と階段など)
雨も降ってきたので大塚装飾古墳館へ
平日の午前、貸切状態でゆっくりと見学
圧巻は、なんといっても実物大に復元した石室内 その彩色された文様は素晴らしいものでした
中に入って、体感できるのが本当に良かった(本物は、もう色あせてよく見えないし、中に入ってその大きさや空間を体感することもできない)
桂川駅からは、昨年の豪雨で不通になったままの筑豊本線の代替バスに乗って筑紫野市原田(はるた)へ このバスも貸切 いたるところに土砂崩れのあとが見られました
雨も降るので、飛び込みでレンタカーを借り、五郎山古墳館へ
ここも実物大に復元した石室内に懐中電灯を持って入りました その石の大きさに驚かされます
でもここまでするかと驚いたのは、車いすの方も体感できるようにと、石室の左側が移動して通路ができたところ(上記真ん中の写真の左側石の下に切れ込みが入っている)
また、描かれた文様を立体で再現しているところも。
ビジュアル化にいろいろと工夫されているのですね
そのあと、九州歴史資料館にも行ったのですが、見たかった展示室は工事中で閉館(来年度には見られるとのこと)でも中庭を取り囲むように、発掘の工程やその後の処理、保存、分析などの埋蔵文化財の仕事が外から見られるようになっていたのは、驚きでした。わかりづらい仕事をオープンにされていることに感心しました
4時閉館の時間を気にしながら、すぐ近くの小郡市埋蔵文化財センターへ
数分過ぎていましたが、入れていただけ、しかも岡山理科大学考古学研究室卒の学芸員さんに説明していただき、時間も忘れて直弧文とその祖先の文様に、話が盛り上がりました

広川町直弧文ワークショップ 大人の部 開催

パーツ図形で作られている

同じパーツ図形は?

実物大写真パズルで

2018年秋、石人山古墳石棺棺蓋に彫られた直弧文をいよいよ復刻するための
直弧文ワークショップが開催されました
昨年も参加の方、今年初めての方など大人の部
髙木恭二先生により、広川町の貴重な宝、5世紀前半の直弧文の石人山古墳と
6世紀半ばの彩色された弘化谷古墳(双脚輪状文で知られる)が
歩いてすぐの距離に造られていること
双脚輪状文の変遷についてもお話があり、新しい知見を得ることができました
午後は、展示室にある、直弧文図形について、石膏のパーツ図形を使って、
同じパーツを探し、形で把握することを体感
実物大の写真パズルで、形を見つける体験を
なかなか難しいようでしたが、みんなでワイワイ アーダコーダ
そのあとは、同じパーツ図形を同じ色でぬる「塗り絵 直弧文」のワークショップをおこない
実際に彫るためのパーツ図形を把握してもらうことにしぼった今回のワークショップでした
次回は、9月23日です
来年2月の完成をめざして、石人山古墳石棺棺蓋町民みんなの手で復刻を!始動です 

2018年 直弧文ワークショップ開催 in 広川町(福岡県)

まず石人山古墳見学

ぬりえ直弧文

工人になってみよう

2018年度の直弧文ワークショップがいよいよ始まりました
小中学生対象の第1回目です
参加者は少なかったのですが、自分たちからやってみたいと参加したメンバーだけに
積極的で熱心でした
阿蘇溶結凝灰岩に下絵を描いた後は、お天気も良かったので、、
外の芝生の上で工人になった気持ちで、さっそく線彫りを開始
なかなか思ったようには彫れないことが分かったようですが、
さすがに子供は、コツをつかむのも慣れるのもはやい!
もう、おしまい?といいつつ、続きは次回6月24日(日)に仕上げることで
第1回目は終了しました。
これから、秋は大人向けワークショップ 
そして石人山古墳石棺館蓋の直弧文完全復刻へ 始動です
(秋の大人向けについての日程は、広川町HPをご覧ください)

直弧文の変容についてただいま論文執筆中

千足古墳石障仕切板石(岡山市)の完全復刻復元のために「直弧文」を調べだして
丸6年、2018年で7年目に突入
その間に直弧文を彫刻家という立場から、感性・アートの目で詳細に観察しながら
理性・サイエンスの立場に立脚し、従来の考古学とは違うアプローチを試みてきました
浮き彫り技法で作られた千足古墳・石人山古墳・長砂連古墳の直弧文を実測測量し
詳細に観察したことから、直弧文の基本を整理し形体変容を記した論文(共同執筆)と
図形表記のガイドブックを制作中です
公開の日をご期待ください

もう一度 直弧文 プロジェクトは2年目に

みんなで彫りました

のぼり

石人山古墳のある福岡県八女郡広川町での「もう一度 直弧文 プロジェクト」
2017年度は、小中学生向け2回、一般向け2回、ひろかわ古墳祭りで一般公開参加型制作、そして「ふりかえり」反省会とおこなわれました 少しずつですがこのプロジェクトのことが広まりつつあります
そして今年2018年度は、6月からいよいよ石棺上蓋を復刻復元するプロジェクトが始まります
広く一般参加を呼びかけ、直弧文の理解を深めてもらって、実際に石棺上蓋の復刻にかかわっていただく 新しい形の「文化財を地域で活かす」内容です
日程など詳しくは、広川町のHPか石人山古墳のある古墳公園資料館にお尋ねください

もう一度 直弧文 プロジェクト第2弾 大人向け直弧文ワークショップ

今回の始まり

まず本物を見て

お彼岸の日 もう一度直弧文 福岡県広川町でのプロジェクト 大人向け直弧文ワークショップ
1回目を9月24日におこないました
 町外の方から、石人山古墳は子供のころ絶好の遊び場だったという町内の方、最近町内に引っ越してきたばかりという方まで、「直弧文」に興味津々の方々が集まってこられました
 直弧文の歴史や規則性を聞いて、まずは本物を見ましょうと石人山古墳の中へ
 光の当たり具合で、まったく異なる深みのある浮き彫りが見られるということを実際に体感していただき、
みなさん「わー!!」と感動
 午後は、ぬり絵直弧文を行って、規則性の基本がわかったところで、
 3D測量の実寸大写真と西平が行った実測図を重ね合わせ、不明な線をみんなで検討
 目が慣れてきた参加者の方々には、規則に基づくラインが次々と見えてくる!
 次回は(10月29日)は、実際にその直弧文を阿蘇溶結凝灰岩に古の工人になったつもりで彫ってみることに
  今回の参加者の方々のこの感動と直弧文の魅力が波紋が広がるように、広がっていくことを期待しつつ
 

直弧文 公開 制作

ご案内

酷暑とでも言いたかった夏も、いつのまにか秋の虫の音が聞こえるようになりました
この9月から、石人山古墳石棺上蓋直弧文 再現 制作 をはじめました
本格的に再現するのは、来年度現地広川町で行うのですが、
今回は、その前段として試し彫りを兼ねて、岡山の西平の工房で行うことになりました
お時間がありましたら、お立ち寄りください
なお、公開は原則土曜日にしております 
平日は鋭意制作中ですので、ご遠慮くださいますようお願いします 
事前に連絡をいただければ対応させていただきます
ご案内まで

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